道北大遠征期2(さらば20代編)
行程(初日移動〜釣行1.2日)
夜の短い夏の北海道。
日が沈む頃に出発、日が登る時に着く算段。9時間のドライブ。道中は獣が多い道北。
安全運転で400kmを独りで行く。
到着し、そのまま釣行に移る。
とりあえずは河口付近。
海はシケ、風は爆風。
目の前でボイルしてるイトウ。
スレたイトウは何のルアーもフライも出しても何も反応が無かった。
色々やってみたが、
どうするか途方に暮れた時に釣友から一本のメール。
助言を貰い、再度アタック。
紆余曲折あって54cmのイトウを獲ることができました✨
ファイトの感想は、
引きはずっしり重くトルクフル。
速さはそこまではない。
酸欠はしやすい魚とあったので、
身切れはさせないようにしながら早めに決着をつけてあげる。
初めて観るイトウはとても綺麗だった。
ただ、疲れすぎて釣り上げた時にホッとしたのが第一印象だった。
グローブをつけて処置して、蘇生を施す。
『イトウはファイトした疲れで乳酸が溜まると身が赤くなるのは本当なんだねー!弱ったら白っぽくなるみたいだから気をつけよー』
なんて思いながら観察もする。
1匹目は手からしっかりリリース。
ありがとうと手を振ってあげる。
2匹目もヒット!釣り上げて写真撮り蘇生
蘇生をしているとずっと横にいるイトウ。
蘇生していると手にぶつかってくる。
ファイト後の酸欠もあって酸素を送ってる手にぶつかってきたのかもしれない。
15分くらい蘇生をしながらずっと横にいるイトウ。十分元気になってきたけど、まだ動き出さず横にいる。
元気に泳ぎ出すまではエアレーションをしてあげる。
しばらく待っていたが、水で身体が冷えてトイレしたくなったので、立ち上がると元気に泳いで行った😂
夕方は熊の活性が高くなるため早めに車に着いて、釣りを終える。
20代最後の魚がイトウで締めくくれて良かった。
20代ラストは車中泊
30代スタートはモーニングにパイナップルケーキ🍍で祝う。思い出に残る釣行。
30代スタートはウグイを釣り満足。
道北の地を後にした。
元々一日のみしかできないと思って400km以上の遠征をかけても、本シーズンからズレていると分かった上で釣果は0でも良かった。
それでも、ポイントの下見も含めてどんな川や海で場所で、伝説の魚がどんな居るのかをこの目で観たかった。
イトウ釣りのシーズンを概略考えてみれば、
4〜5月は産卵期で釣りは自粛。
6月が最盛期、
7月は終わりかけ、
8月9月は水温が高くて低活性
10月最盛期、
11月魚は食うものの川は凍りつき釣りにならずそのまま凍りつき冬は普通の釣りはできなくなるのが調べた上での予想。
そのシーズンを鑑みた上で、
一番生息数のある道北、道東に遠征を必要とする釣り人は、距離的にアクセスが困難で、一番釣れる最盛期が日本の暦では休みが取りにくく、移動しての釣行に一番低い時期に来るものじゃ無いかと予想できる。
ハイシーズンでも通える地元の方なら釣果出している。
聞けば居れば釣れてくれる答えの出しやすい魚とある。
まるでバスフィッシングだと。捻くれた魚は少ないんだろうなぁと考えがつく。
捕食の仕方も研究して動画観たり、
入れる場所をネットで情報収集。
車を止めてエントリー出来そうな場所や、チャンスのありそうな場所は地図に全てプロット。
飼育所にお邪魔して捕食する瞬間を学び、一番は絶滅危惧種としてしっかりと生かして逃してあげる為に蘇生方法や熊への対処まで一から学び直す。
苦言だけど日本記録の魚獲って写真獲りに時間をかけ過ぎて死んでしまった魚の話を聞いたりする。
興奮してそうなる時も分かるけど、
私はそんな風に悲しい釣りしたくはない。
でも釣りたい。
釣りたいんですよぉ。獲りたい魚居たら、、
故にちゃんとリリースしてあげれたらのは嬉しかった。
自己満足でしかないのかもしれないけど😅
余裕ができ、釣り以外に折角の遠征なので、観光して帰路に着いた。
釣りもだけど、観光の方も釣友がオススメを教えてくれてとても充実できて感謝してます。
帰りの道中立ち寄ったエサヌカ線
宗谷岬。一人で気分はトムソーヤ
最北の水族館、稚内水族館とノシャップ
本気でやる遠征は久しぶりだけど楽しい!!
またいつかやりに行きたい!