ナマズの素揚げ🇵🇭『レレゴレン』を求めて
2018年の8月終わり、
私シーアツ小学21年生は、
大人の自由研究をする事になった。
それは、
『ナマズの素揚げ🇵🇭レレゴレン』
を作る事だった。
以前から気になっていたメニューで、
釣り場カメラのブログにて、フィリピン🇵🇭の屋台の画像を見て、ナマズをそのまま串に刺して焼く等のかなり豪快なメニューが書かれていて、そちらにも惹かれるものがあったが、一番はレレゴレンという素揚げにケチャップマニス(ソース)を添えるというものだった。
ナマズ料理は地元栃木の川魚料理店で、天ぷら、蒲焼きは食べたが美味しい。
値段は張るものの、弾力があり、味もあって美味く、脂もしつこくない。
どちらも思い出せばヨダレが出るほど。
そんな食材を食べた事の無いフィリピン式があるならば、是非食べてみたいと食指が動くもんだ。
東南アジア料理店やスーパーに入り情報収集
割とこのジュースは美味かった。
タリマンド飲みながら店員さんと話してたけど、楽しかった。
早速食材集めに入った。
食材1 『バナナケチャップ』
そのソース(ケチャップマニス)にも地域によって特色があるみたいだが、
ブログの主は屋台でバナナケチャップのソースを付けて食したとの事で、真似てバナナケチャップをネットで購入し、現場の屋台の味を再現する事にした。
食材2『油』
ナタ油などを考えたが、
太り気味なので、サラダ油
コレステロール0で健康的な食事にした。
食材3『ナマズ』
ナマズが獲れる場所は地元に行けば
思いつく場所は多数あるが、
水が綺麗でいい場所が必要だった。
なので、友人に相談し、ナマズのいると言う、湧き水が流れる綺麗な水路へ。
夜とあって周りはくらいが、ライトをつけて水面を照らせばクリアで底まで映る。
期待大
早速狩る
いつも通りの釣り
ポッパー をつけて投げる
パコパコ ボン!
出た美味しそうな40cmちょっと
中々かわいいやつだった☺️
実家に持ち帰り、『泥抜き』
井戸水がナマズの入った水槽へ優しく打たせる程度に水を入れ続けるセッティング。
これで4日餌も与えず、ナマズのお腹の余計な泥や不純物を出してやる。
元気に泳ぐレレちゃん
4日後、ナマズをシメる。
その頃にはナマズに名前をつけてしまった。
名前は『レレちゃん』
『レレゴレン』の料理の名前
料理の名前から取った、愛着もあった。
『多分、ペットと家畜の違いは難しいんだろうなぁ』
と思いながらも包丁でレレちゃんをシメよう思うが中々暴れてしまう。
必要以上に苦しませたく無いので、角材で叩いて気絶させてから捌いてやる。
ゴメンよ。
血も出せば綺麗な白身が見えてきた。
ヌルはまだ強いので、塩で何度も擦り、
ヌルを水で洗い流す。
綺麗なレレちゃんが出来上がった。
全ての立役者が揃った。
調理に入る
サラダ油でレレちゃんを揚げる。
よく揚げる。
いい匂いがしてきたが、
身が大きいため、一度油から出し、余熱で温める。
所謂『二度揚げ』だ。
盛り付けて、バナナケチャップをかければ完成✨
『🇯🇵japan レレゴレン🇵🇭』
味は臭み無し
ナマズ特有の弾力、淡白な味、
しつこく無い脂と、旨味、どれも最高だったが、変わった所はやはりバナナケチャップだ🍌
甘酸っぱいソース。
最初は『魚に合うのか?これ?』
何て思っていたが、意外に合う。
しかも癖になる味。
相性は良かった♫
母親も食べたが、美味しくて驚いてた。
個人的には
川魚料理の中で、一番ナマズが美味いと思うが、
今回のは1.2番めくらいに美味しかった。
川魚の美味さランキングなら
1位ナマズ、2位ウナギ、3位ヤマメなくらい。
とんでもないくらい美味しかった。
それはレレゴレンにしたからか、
処理や獲る環境が良かったのか、
自分で獲ったからなのか、
どちらにせよ、ありがとう。
レレちゃん。