(啓蒙)毛針に吊られた小鳥(釣果投稿ではないので悪しからず)
毛針に吊られた小鳥
気になっていた釣り場へ行ったある日。
今日は初場所に挑もうと、
どんな場所かと
気になりながら胸を弾ませ
そこそこ釣れて楽しんでいた時に
目の当たりにしてしまった。
毛針に吊られた小鳥
これを目の前にして言葉が出ず、
せめて降ろしてやろうと、
背中に担いだランディングネットを持って
何度もジャンプした。
悔しくも全く届かず、
不甲斐ない思いをして車に戻った。
私はきっとこんな後味の悪い釣りを
一生忘れる事は無いだろう。
私もフライを作り、
釣具にもそこそこの拘りを持つ者。
安全性も取る為に、天候や地形の習熟や
パッキングにも努めて、
聞いた情報も利用はするが、
脚で稼ぐ事をモットーとした
その日その時の環境で真面目に釣りをする。
そんな一介の釣り人と自負している。
当然、ゴミも出さないポリシー。
間違って落とす事もあるが、
逆にその分拾う。
釣りは釣れるようにする為に、
リアルなフライ、
釣れるフライを追求する。
でも、今回はどうだったろうか。
それが仇となったり、見落としてたのに気がついたんじゃないだろうかと、、、
フライを咥え、吊られた小鳥を目撃して
思う事は様々。
私が普段作っているのは鳥に掛かっているような
物に似たり寄ったりのフライ。
夏らしい羽虫の成虫や蟻に模している物
そのフライを本物に近い形で作れるよう
追い求めているが、
それを鳥が食べて死んでしまっている虚しさ。
糸だけが悪さをするだけでは無い等と、、、
しかし、一番に考える事は、
『空中へのロストを最小限にできる事』
と課題を持つ事ではないだろうか。
絶対にミスをしない釣り人は居ない。
間違って木に引っかける事は多々ある。
引っかかった物を回収するツールを持てば
回収率も上がり、こんな事態は減るだろう。
投げるのが上手ければ引っかから無いだろうと。
そういう事もあるかもしれない。
しかし、
釣りブームで釣り人口増えた現代だしと、
他人が掛けたぶら下った毛針を見かけたら
自前のツールを使い拾ってあげるくらいの
器量があっても良いのでは無いだろうか？
釣りに行く時に持てるツールを考察するなら
ボート等なら高枝切りハサミ✂️が最強だろう。
しかし、それぞれの釣りスタイルで
持てる物も限りある
徒歩の私は簡易的に
伸縮棒にフックとマグネット🧲を
利用して、糸をフックで回収し、
針はマグネットで回収する事を考察。
仕舞寸法28cmなら腰物にすれば邪魔にならない
伸縮棒は150cm伸びる。
腕を伸ばせば4m行かない所までの物なら回収できる。
当然100%ではない。
でも、無いよりマシ。
買って終わり、
作って終わり、
釣って終わり、
だけでなく、
回収する事にも目線が向く事も
あってもいいんじゃないか？
無理はしない程度にね。
釣り人が自然の豊かさを
一番に感じる者だからこそ
自然を敬う者でありたいと願う。
